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後株のメリット

後株は老舗、伝統ある会社のイメージ?

後株のメリットとして考えられるのは、老舗の会社、伝統のある会社、と思われる場合があるといった点です。

確かに戦前からある有名な会社は、前株よりも後株で登記している比率が高い傾向にあります。

例えば財閥系の会社をみてみると、三菱系が特に目立ちますが、三菱自動車株式会社、三菱地所株式会社、三菱商事株式会社、など、後株をとっているのが分かると思います。

とはいえ、あくまで財閥系は後株が多い傾向があるというだけで、最近合併して出来た財閥系の会社は、新しい社名を前株としている場合も多く目にします。

同じ三菱系で言えば、株式会社三菱東京UFJ銀行などですね。

 

後株の印象

後株の印象としては、老舗、伝統のある、といったイメージの他に、名前だけでなく、製品やサービスとして既に評価を受けているので社名を認知されるだけで十分だが、株式会社という表記は法律上つけなければならないので、仕方なく後ろにつけています。といった謙虚さが、特定の人には伝わると言ったところでしょうか。

先の老舗、伝統のある、に近しいですが、このようにして後株となったと印象付けされた場合は、後株の社名は重く感じることでしょう。

 

後株のデメリット

後株は社名であることが分かりにくい?

前株のメリット・デメリットについてでも書きましたか、会話の中で事前に社名だと思うことができない点がデメリットだと思います。

例えば、みんなのため、という会社を作ったとします。

株式会社みんなのため、であれば、会社名が来るんだなと事前に分かりますが、みんなのため株式会社、と来れば、みんなのためと発した時点では何のことだか分からない訳ですね。

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後株は銀行口座などの略称で困る?

よく銀行口座の口座名義などの略称で、

カ)ABC

というのをよく見かけますよね。

ネットでも良く質問に挙がっていますか、後株の場合の略称はどう表記するのか、といった疑問が挙がりやすくなっています。

特にこの略称のカッコの向きですね。

正解は、

ABC(カ

です。

カッコが逆向きになります。

後株はこんな面で取引先に混乱させてしまう、といった可能性も含んでいることから、デメリットとして挙げました。

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