空売り規制緩和、投資家の評価
【規制緩和ニュース】株の空売り規制緩和を発表(金融庁)
株の空売り規制緩和を発表(金融庁) 金融庁は2013年3月7日、リーマンショック以降に禁止としていた株の空売りに関する規制を緩和すると発表した。 これまで株の空…
記事「株の空売り規制緩和を発表(金融庁)」を受けての投資家、証券会社の評価。
機関投資家の意見
我々はシステムを使って売り注文と買い注文を同時に出して利益を上げる手法を取っている
これまでは規制のために、売り注文先行のオーダーが通らず、円滑に回すことができなかった。
また、日本独自の仕様に合わせた売買プログラムの改良・維持が必要であり、管理コストにも悩まされた。
規制緩和によって、売買手法もプログラムも共通のものを使えるようになると期待している。
証券会社の評価
規制緩和によって国内株式市場の厚みが増すと考えられる。
特に、これまで規制によって投資への阻害要因となっていたが、
その要因が減ることで海外投資家からの投資を後押しするだろう。
市場への影響
今回の規制緩和によって株価下落局面では下落リスクが高まるが、
機関投資家をはじめ、大口の取引をしている個人投資家なども積極的に市場に参入することで、
日本の株式市場の活性化への期待も高まると予想されている。
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