株式会社の略称(株)は失礼になる? | 業務改善ドットコム

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株式会社の略称(株)は失礼になる?

以前アップした記事、株式会社の略称「(株)」についてでは、株式会社の略称の種類についての記事でしたが、今回のテーマは略称を使う場合についての記事になります。

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封筒の宛名に略称(株)を使っていませんか?

取引先に何か手紙や荷物を送る時、宛名欄に略称の(株)を使っていませんか。

事務の専任担当の方であれば、時に一日中宛名書きをしなければならない日もあると思います。

その都度、株式会社、株式会社、と書くのはとても面倒ですし、ついつい(株)と略してしまいたくなる心理になりますよね。

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でも、宛名の略称はNGです!

要は、宛名を書く作業が大変、これの裏返しは手抜きになります。

取引先とのやり取りの中で、あ、手抜きをされるなぁ、と少しでも感じた瞬間、あまり大切にされていないんだな、という気持ちになりますよね。

そんな些細なこと気にしないよ、という人もいますが、見ている人はしっかりと見ています。

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よくありがちな、受け取った宛先情報の転記

これ送っておいてください。そう言って、宛先が書かれたメモを受け取って宛名を書くこともありますよね。

この時が意外に落とし穴だったりします。

正確に転記しようというマインドによって、メモに書かれた株式会社の略称(株)まで書いてしまう恐れがあるのです。

間違えないように正確に書かなくちゃ、という意識なので、ある意味無意識にそのまま転記してしまうわけです。

営業さんはそこまで考えてメモを書いてないでしょうし、(株)を使って渡すこと、これも無意識でしょうし、ここは宛名の書き手が注意しなければならないポイントですね。

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では自社の略称(株)なら問題ないのでは?

取引先の社名は手を抜いてはいけませんが、自社の社名なら問題ないのでは?という意見もあります。

これは半分正解、半分間違い、といった感じでしょうか。

正解な面としては、取引先名はしっかり書いて、自社名は手を抜くことで、取引先を立てているとも受け取れるからです。

しかし、間違いな面としては、結局は手抜きであることには変わりませんので、心象は悪くはならないと思いますが、プラスの心理には働きませんよね。

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株式会社の略称、結局のところ

手を抜いて取引先によく思われることはないのであれば、例え面倒でも略称は使わずにしっかりと株式会社と書いてあげることで、減点される可能性はゼロになります。

株式会社と書いても、(株)と書いても、そのさは2秒もないハズです。

細かなところで要らぬ心象を持たれるくらいなら、ここはしっかりと正式な名称を書く習慣をつけましょう。

運送会社の伝票であれば、最後に送り主の、お名前などの「お」、xx様の「様」を二重線で消してあげれば完璧です。

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