業務フローチャート作成のステップ
業務フローチャートを作成にはいくつかの工程がありますが、優先すべきものと、後回しでよいものがあります。
ここでは業務フローチャートを効率的に書くポイントを流れに沿って解説します。
[contentblock id=r1]
最初はとにかく業務を洗い出す
業務フローチャートを作成するには、業務がどこからはじまって、どこで処理が分岐して、ループする場合の条件は・・・など、考えこんでしまいやすい点がいくつもあります。
最初のステップで一番重要なのは、このような邪念をすべて取り払って、すべての業務を洗い出すことだけに集中します。
表現方法や順番、ループ、条件などの細かい構成要素は一切無視してください。
パソコン専用のツールを使ってもよいですし、付箋などで書きだしては貼っていっても良いでしょう。
[contentblock id=r2]
処理の洗い出しの次に並び替えを行う
思いつく限りの処理が洗い出されたら、今後は処理同士を線で結んだり、付箋同士をまとめたりして、処理の順番を少しずつ作りあげていきます。
処理の順番が表現され始めると、ようやくフローチャートらしい状態になってきます。
条件分岐を定義する
処理の流れができてくると、途中で処理の分岐する点がよく見えてきます。
その分岐点には必ずその分岐の条件があります。
この条件も1つの処理の見立ててて書き出し、フローチャートの中に埋め込んで表現します。
ループを定義する
ここからは付箋では難しくなってきますが、分岐点の条件を確認し、条件を満たさなかった場合はどの処理からやり直すのか、もしくはどのような別の処理に進むのかを定義します。
ここで注意しなければならないのは、分岐の条件と戻り先で、これを誤ると何時まで経っても処理が終わらない無限ループになってしまう可能性があります。
記号は後で使い分ける
フローチャートはいろいろな記号を使い分けて書いていきますが、これらの処理の洗い出し、順番構成が終わってから、適した記号に変換するほうが効率的にフローチャートを作成することができます。
ツールによっては図形を変換することが難しかったりしますので、付箋に記号などを付けて整理をしてから、ツールでフローチャートを書きだしても良いかもしれません。
フローチャートの始点と終点をマークする
フローチャートのはじまりと終わりには、始点と終点を表す記号(角丸の四角図形)で表現します。
最後にこの専用の記号を付けて、フローチャートの完成となります。
[contentblock id=kanren]
業務改革ガイドブックを無料配布中!
業務改革を実現するためのプロセスマイニング活用ガイドをPDF形式で無料でダウンロードいただけます。プロセスマイニングの基本的な仕組みから、具体的な活用事例、業務効率化や改善につなげるためのステップを分かりやすく解説しています。データを活用して業務プロセスを見える化し、改善につなげたい方にとって必携の一冊です。ぜひこの機会に、業務改革の第一歩を踏み出すためのノウハウを手に入れてください!
※フリーメールアドレスではお申し込みいただけません
※コンサルティング会社、個人の方はご遠慮ください