Visioでのフローチャートの書き方
Microsoftが提供しているフローチャート作成専用ツール Office Visio を利用したフローチャートの書き方について解説します。Visioはいくつかラインナップがありますが、エントリーモデルであるStandardを基準に評価したいと思います。
テンプレートを利用してフローチャートを書く
ワークフロー図、基本フローチャート、部門連携フローチャート、IDEF0図、SDL図、データフロー図など、様々な表現方法に対応したテンプレートが用意されています。
例えば業務フローを書く場合は「部門連携フローチャート」のテンプレートを利用することによって、スイムレーン=部門(Visioではバンドと呼びます)の方向やその数をあらかじめ設定できる親切なメニューなどが出てきます。
ちなみにフローチャートの方向は2種類で、縦方向に配置していくか、横方向に配置していくかを選択できます。縦方向に配置する場合は部門谷が強調され、横方向に配置する場合はプロセスが強調されるような仕組みになっています。
注意!バンド数はあとで変更することができますが、このスイムレーン=部門の方向は変更することができませんので、複数人で作業する場合には、どちらを利用するのかをしっかりと認識を合わせておく必要があります。
テンプレートを利用することで基本的な準備がおおよそ整いますので、あとは描画エリアに記号(Visioでは図形と呼びます)を配置していくだけで、フローチャートを書き始めることができます。
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