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プログラムフローチャートの3つの用途

プログラムの処理手順を表すフローチャートをプログラムフローチャートと呼びます。ここではプログラムフローチャートの用途について解説しています。
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用途1:プログラムの作成

プログラムを書く前には想定される処理を手順に落としこむ必要があります。
この処理工程をフローチャート化しておくことで、後々プログラムを書く際の手戻りを抑制することができます。
特に処理を考える人と、プログラムを書く人が異なる場合にはコミュニケーションが必要です。
共通認識がなければ意図するプログラムは生まれてきませんし、コミュニケーションなしには共通認識を得ることは難しいわけです。
まずは設計者の頭のなかを整理し、共通言語であるフローチャートとして落とし込み、それを共通認識のもとで開発者に伝達する必要があります。
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用途2:プログラムのデバッグ

プログラム開発にはミスも当然出てきますし、時にはバグも出てきます。
ではどの部分でそれが発生しているのかを特定しなければなりませんが、この時のデバッグ作業で利用できるのがフローチャートです。
フローチャートは処理の流れを表していますので、どの部分でおかしな処理が走ってしまったのか、正しく処理されていないのかを、流れを追いながら調べることができます。
もちろんフローチャートなしにデバッグ作業を行っている方もいると思いますが、複数人で開発を行っていた場合、他人の頭の中まで追いかけて原因を特定するのはなかなか難しいですよね。

 

用途3:プログラムの改定

プログラムの追加開発なんかも頻繁に起こったりしますが、その変更がどこに影響するのかを捉えるのにもフローチャートが効果的です。
処理が流れに沿って書かれているということは、何か処理が変更されたり追加された際には、そのフローチャートも変更となります。
この時に影響範囲をある程度素早く把握するができるわけです。
複数人で開発を行っている場合はやはり特に重要で、フローチャートなしにはどこに影響があるのかは、ブレストが必要になったり、他の人の書いたソースを追うことになったり面倒なことになります。
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